集中型(Straight)

Straightポジションは、選択した価格レンジ内でクオートを提示します。このページでは、レンジの挙動、端で何が起こるか、幅をどう考えるかを解説します。

読了4分更新日: 2026年7月

レンジの仕組み

下限価格と上限価格を設定します。市場価格がその内側にある間、ポジションはクオートを提示し、約定のたびに手数料を獲得します。レンジが狭いほど、現在の価格でアクティブになる流動性が増え、同じトークンが稼ぐ手数料も増えます。

集中は、手数料密度と引き換えに届く範囲を手放します。

レンジの端で

価格がレンジを越えると、ポジションは片方のトークンを多く保有し、価格が戻るまでクオートを停止します。最終的に保有するのは、もう一方に対して価値を失ったほうのトークンです。清算は発生しません。ただ待つだけです。いつでもクローズして別のレンジで開き直せます。クローズは1トランザクションで、トークンは移動しません。

レンジ外でも清算は発生しません: ポジションは片方のトークンを多く保有したまま待機します。
  • 狭いレンジ: 手数料密度は最高ですが、価格が動くと注意が必要です。
  • 広いレンジ: 調整は少なく、手数料密度は低め。
  • フルレンジ: レンジ外になることはありません。このティアはXYCビルダーを実行します。

Uniswap v3の大規模17プールを対象にした研究では、分析対象の流動性プロバイダーの49.5%で、スワップ手数料の受け取りがインパーマネントロスを下回りました。 それぞれのリスクを並べて確認しましょう。

出典

Uniswap v3のインパーマネントロス(arXiv:2111.09192) 2021年5月から9月に17プールを測定。調査対象の流動性プロバイダーの約半数で、手数料の受け取りがインパーマネントロスを下回りました。https://arxiv.org/abs/2111.09192